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レバレッジのしくみ

レバレッジとは、「テコの原理」というもので、小さなお金で大きなお金を動かすという意味になります。FXにおいてはこのレバレッジにより手元資金の10倍~100倍といった大きなお金を動かすことができるようになります。例えば、資金の10倍の取引をおこなった場合、1%の利益が出た場合でも手元資金からみれば10%もの利益をあげたことになり、より効率的な運用が可能です。ここでは、レバレッジについて具体的なしくみからメリット・デメリットまでを解説していきます。

FX取引とレバレッジ

FX取引では、レバレッジにより効率的な資産運用が可能なことは前述の通りです。まずは、FX(外国為替証拠金取引)におけるレバレッジの具体的なしくみについて解説していきます。

FXは取引業者に対して一定の資金を預けます。このお金が外国為替証拠金取引における「証拠金」となります。ですが、実際の取引に用いられる原資とはならないのです。

FXという取引においては、「差金決済」が原則です。差金決済とは取引の段階においてはお金を動かさずに、将来決済した段階において「買値-売値=差額(差金)」における差額部分(差金部分)だけを決済する方法です。

つまり、FXにおける取引では、証拠金を元に実際に外貨を買ったり売ったりするわけではなく、外貨を一定量、一定の価格で売買する権利を買っているというように考えた方がわかりやすいかもしれません。

このしくみにより、FX取引では、証券会社などの業者に預けている資金よりも多くの外貨を売買することができるのです。レバレッジを何倍までかけることができるのかは業者により異なりますが、ひくいところで10倍前後、高い所では数百倍までレバレッジを利用することができるようになっています。

レバレッジのメリットとデメリット

レバレッジは、前述のように少ない資金で多くの資金を動かすことができる「テコの原理」であると説明しました。それでは、FXにおけるレバレッジというしくみにはどういったメリットとデメリットがあるのでしょうか?

最大のメリットはより効率よく資金を運用することができるということです。例えば、資金30万円においてレバレッジを20倍にした場合、およそ600万円の取引が可能となります。
この600万円を運用して5%の利益をあげた場合、運用成果は30万円となります。この場合、元の資金から見てみると、運用成果は100%もの利益、つまり2倍に資産がなったことになります。
つまり、少ない資金で多くの利益を得ることに成功したということになります。

デメリットを考えた場合、運用することができる資金が大きくなるということはそれだけ、マイナスの運用成果に対して弱いことになります。前述の例で言えば、5%価値が下落した場合、当初の投資資金は全額失われてしまうという計算になってしまいます。

つまり、レバレッジというしくみはFX取引において大きな利益を得るための便利なツールでありながら、大きなリスクを生み出すという諸刃の剣といえます。また、【スワップ】を活用することで、為替差益(為替の変動による利益)だけでなく、大きな金利収入を得ることもできるようになります。(詳細は「スワップのしくみ」を参照してください)

多くのFX会社では、近年では数十倍ものレバレッジを使うことができるようになっていますが、基本的にはあまりおおくのレバレッジは掛けないというのを原則に取引するのが良いと考えます。

 

レバレッジを上手に活用するためのポイント

レバレッジは前述の通りよく切れる諸刃の剣です。上手に使うことができれば有利な投資が可能となりますが、下手に使ってしまうと大きな損をしてしまうリスクもはらんでいます。

ここでは、レバレッジを上手に活用するためのポイントを解説します。

20倍以上のレバレッジを使い資金を効率的に運用する

レバレッジ20倍というのは、5%の価格変動において当初資産が0になるか2倍になるか分かれるという水準です。外国為替の変動は株式ほど大きくはありませんが、5%前後の変動は比較的起こりやすいものです。
つまり、レバレッジ20倍というレバレッジ水準は非常に高い水準であるといえます。では、20倍以上のレバレッジというものはどのように活用するべきなのでしょうか?

まず、投資をする際は、リスクに耐えられる資金であるかそうでないかが重要です。例えば、手元に100万円の資金があり、その中の20万円まではリスクにさらしても大丈夫と考えているとします。

この場合、100万円を20倍のレバレッジで運用した場合、5%の変動で200万円になるか0円になるかが分かれてしまいます。ですが、この人のリスク許容度は20万円ですから、これではリスクが大きすぎます。

ということは、リスクが20万円ですむように、レバレッジを20倍ではなくその5分の1である4倍に下げれば、5%の変動で、120万円~80万円というようにリスク許容度の範囲内となります。

こうした考え方も良いのですが、より効率的に資産を運用するという場合、例えば、当初から預ける資金を20万円にまで減額してあげて、それをレバレッジ20倍で運用するという場合、100万円の当初資金のうち80万円は現金で残っていますので、リスクはありません。この80万円は例えば、もっとリスクの低い債権投資や預金に回してもよいのですから、効率的な資産運用が可能となります。

 

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